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キャッシングの基礎知識

キャッシングには便利な面もありますが、何も知らずにキャッシングを利用するのは無謀です。

ここでは、消費者金融やクレジットカードなどでキャッシングを利用する前に知っておきたい基礎的な事柄を掲載していきます。


キャッシングとは?


キャッシングとは、利用者本人確認と信用情報に基づいて金融機関などから小口の融資を受けることです。
通常、無担保で保証人も必要ありません。

キャッシングのサービスを提供する金融機関は、クレジットカード会社や消費者金融の他、銀行・郵便局・信販会社などがあります。

キャッシングを利用する場合、まず最初に、上記のような業者と契約してカード(クレジットカードやキャッシングカード)を作成します。
通常、そのカードを使用して ATMや CD (キャッシュ・ディスペンサ)から現金を引き出します。

なお、本来のキャッシングは翌月一括返済ですが、近頃ではキャッシングという言葉を「カードを使用して現金を借りること」の意味で使うことが一般的になっています。
本サイトでも、キャッシングを「カードを使用して現金を借りること」の意味で使用しています。


カードローンとは


カードローンとは、契約で決められた限度額まで繰り返し借入れができる融資のことです。
通常、返済は一括ではなく、リボ払いになります。

本来のキャッシングは翌月一括返済ですが、近頃では「カードを使用して現金を借りること」全般をキャッシングと表現することもあり、キャッシングとカードローンの区別が分かりにくくなっています。

カードローンを取り扱う業者には、銀行や信用金庫の他、クレジットカード会社や消費者金融会社などがあります。

なお、詳細について、カードローンのページに掲載しておきます。


キャッシングの利用資格


18歳又は 20歳以上で安定した収入がある人なら、たいてい、誰でもキャッシングを申込できます。
企業の正社員である必要はなく、アルバイトや自営業・パートの主婦などでも問題ありません。

専業主婦については、家族に安定した収入がある場合は利用可能です。

なお、細かな条件について、個々の金融機関で違いがあります。
よくあるものとして、「70歳以上は不可」など、年齢上限の設定が挙げられます。


返済金額の計算


キャッシングを利用した場合、基本的に、返済金額は借りたときよりも大きくなります。
金利というものが存在するからです。
ですから、キャッシングを申し込みする前に、金利を確認しておくことが大切です。
いうまでもなく、借りる側の立場では、金利は低ければ低い程よいです。

以下、金利の計算の一例を示します。

たとえば、年利20.0%で 10万円を借りて、1年間まったく返済しなかった場合、

  10万円×0.2=2万円

返済すべき金額は 12万円になります。

10万円を 30日借りた場合、

  10万円×0.2÷365×30=約1643円
30日後に全額返済する場合、返済金額は 10万1643円になります。

10万円を 7日借りた場合、

  10万円×0.2÷365×7=約383円

7日後に全額返済する場合、返済金額は 10万383円になります。


総量規制


2010年6月18日、貸金業法の 2006年(平成18年)改正の第5次施行(完全施行)が行われ、「総量規制」が導入されました。

これにより、1社で 50万円、又は他社と合わせて 100万円を超える金額を借りる場合には源泉徴収票等の提出が必要となり、年収等の 3分の1を超える借り入れが原則として出来なくなりました。

ちなみに、総量規制の対象になるのは、貸金業者(消費者金融、信販会社、クレジットカード会社、事業者金融会社など)からの借入れ。

銀行本体からの借り入れや、自動車ローン、住宅ローン、医療費ローンなどは対象外となっています。


信用情報機関


信用情報機関とは、個人信用情報の収集及び提供を行う機関です。

割賦販売法では、「信用情報の収集並びに割賦販売業者等(割賦販売業者、ローン提携販売業者及び割賦購入あつせん業者)に対する信用情報の提供を業とする者」と規定しています。

貸金業の規制等に関する法律では、「資金需要者の借入金返済能力に関する情報の収集及び貸金業者に対する当該情報の提供を行うもの」と規定しています。

カードローンの申し込みなどがあると、金融機関は通常、申込者について信用情報機関に問い合わせ、その結果を審査の参考にします。

なお、現在の日本では、信用情報機関は一つではありません。
個人に関する信用情報機関には、全国銀行個人信用情報センター(略称:KSC)、株式会社シー・アイ・シー(略称:CIC)、株式会社日本信用情報機構(略称:JICC)などがあります。

基本的に、信用情報機関の間で情報は共有されていません。
ただ、KSC、CIC、JICCの 3つの信用情報機関の間では、延滞などの異動(事故)情報や申告情報(運転免許証の盗難など)が発生した場合、CRIN情報として登録し、一定期間、他の信用情報機関からも CRIN情報を閲覧可能としています。


債務整理とは


債務整理とは、広い意味では、返済条件を改めて決め直したり債務免除することによって、返済困難になった多額の借金問題を解決することを言います。
具体的には、「任意整理、特定調停、民事再生、自己破産」の 4つの方法があります。

狭い意味での債務整理は、任意整理のことです。
任意整理とは、利息制限法に基づく引き直し計算や返済条件の変更等によって、債務者の現状の収入で返済可能な条件で各債権者と和解することです。

なお、説明が長くなりますので、もう少し詳しい内容を 債務整理のページに掲載しておきます。


自己破産とは


自己破産とは、債務を整理する手段の一つで、破産法の手続きによって破産申立をすることを言います。

その後、裁判所が免責許可の決定を行うと、破産者は、破産手続による配当を除き、破産債権について、その責任を免れます。
簡単な表現で言い換えると、借金がチャラになります。

ただし、破産に対する免責許可が確定した場合でも、破産法253条第1項に定められた事項についての請求権に影響はなく、税金や罰金などは払わなければなりません。

なお、自己破産をすると社会生活が不自由になる思い込んでいる人が少なからず存在しているようです。
でも、破産したことが戸籍に記載されることはないですし、実際に生活が不自由になることは少ないようです。

ただ、デメリットがないわけではありません。
詳細は、自己破産のメリットとデメリットのページに書く予定です。